固定電話に加入することの必要性。
私は長年一人暮らしをしているので、自宅の電話というものは10年ほど持たず、電話といえば携帯電話だけを持っています。以前は自宅の電話がないと信用がない、などと言って引越しをする際や、仕事に就く時に自宅の電話番号を必ず書かなければならない欄があって困ったことは何度かありました。今現在、実家には固定電話を設置していますが、家族は全員携帯電話を持っており、家の電話からかけることはほとんど無いそうです。固定電話を契約していると今はもう利点は一つも無く、振り込め詐欺やおれおれ詐欺のような、あきらかな犯罪じみた電話がかかってきたり、友人の家には着物や宝石などがあれば買い取りに伺いますという年寄りをだます手口のようなものが何度もかかってきたりでかえって面倒なものとなっているようです。
確かに、携帯電話には詐欺の電話がかかってくることは無いし、固定電話があった頃には、自分にとってはどうでもいいような勧誘の電話が時間を問わずかかってきて、本当に迷惑だと感じていました。今はその感覚はもう忘れてしまっていましたが、今から固定電話に加入することはおそらく無いと思います。先日気付いたのですが、主要な駅に昔はずらりと並んでいただろう公衆電話のコーナーに今は1台だけがぽつんと置かれているのも見ました。大きな災害があった時などには、東北の震災の時にもあったように、携帯がつながらず公衆電話に長い列ができることもあるかもしれないのに、公衆電話はほとんど撤去されていますが、さまざまな電話の必要性は、その時にならないと分からないものかもしれません。
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